hatimangu

神社名
八幡宮

御祭神
品陀和気命
伊弉諾命
伊弉册命

例祭日
9月15日

鎮座地
〒028-3111
花巻市石鳥谷町新堀明戸47-1

連絡先
0198-45-3896(宮司宅)

由緒
 創建不詳。平泉藤原氏全盛時代より、胆沢八幡宮の当地より住民が例祭神事等に参詣し勤めて来たが、文治五年(1189)以後、胆沢郡は葛西氏の所領となり、和賀・稗貫と境があらたまり、また戦乱の世となるにつれ、胆沢八幡宮への御奉仕も妨げられ、自然と中断された。当地の住人はこれを深く憂い、胆沢八幡宮より分霊し社祠を建立祭儀を執行し、爾来例祭日を八月十五日(旧暦)とし、南部家当主或るいは稗貫氏当時の領主達の尊崇するところとなり、参詣者が絶えなかった。寛永年間(1624-1644)に至り北上川が氾濫し社殿を悉く流失したが、再び社殿を建立し追々旧に倍する賑いを呈した。昭和五十七年(1982)十月二十七日火災に遭い社殿を焼失したが、氏子及び崇敬者、県内各地の神社、神職の方々より貴重な御寄進、励ましの御言葉を戴き、旧に倍する社殿を創建し、社務所も建て、各種の祭典も充実し盛大となった。