suwa

神社名
諏訪神社

御祭神
建御名方命
天照皇大神
大山津見命
品蛇和気命
菅原神
保食神

例祭日
9月7日・8日・9日

鎮座地
〒024-0034
北上市諏訪町一丁目3番9号

連絡先
Tel 0197-63-2907
Fax 0197-63-2900

由緒
 諏訪神社は云い伝えによれば、大同2年(807)皇紀第五十代桓武天皇の勅命により、坂上田村麻呂将軍が東夷征定の時、当地方の開発と産業の発展を祈願し、信濃の国諏訪大社建御名方命の御分霊を初め五柱の神様を勧請し建立されたと云われております。
 その後、慈覚大師が諸堂を建立し、御世第七十代後冷泉天皇の勅命を蒙り、源頼義、安部頼時を征定の際祈願をいたし、報賽によって社殿を修築されました。
 諏訪神社はもと、元宮の地(市内幸町地内)に鎮座しておりましたが、南部家二十九代藩主重信公崇敬篤く享保19年(1734)に現在地に社領を賜りました。神仏混淆の時代は諏訪山護国寺と云い、一寺一社の社格でした。又、諏訪神社は、諏訪宮・お諏訪さんと称えられて各町村民の信仰が篤く、御神徳が益々昂揚されました。
 この地方に長く伝えられたという川岸剣舞(廃絶)は諏訪大明神のお告げによって、前九年の役で滅んだ黒沢尻五郎正任の亡霊を鎮める為に舞ったのが始まりといわれ、諏訪神社の神事芸能でありました。
 明治維新後は、社名を諏訪神社と称され北上市・和賀郡一円の総鎮守・氏神様として郷社に列し、歴代尊崇変わる事なく、神威益々厳然として現在に至っております。

 旧社格 郷社
 平成19年御鎮座千二百年を迎え、奉祝記念大祭を厳粛に壮大に執り行われました。記念事業の一端として、社殿・社務所・参集殿増改築工事をし、神威あらたに北上市・和賀郡の総鎮守氏神として尊崇変わることなく崇拝を賜っております。 
 境内末社には、秋葉神社・八坂神社・金比羅神社・稲荷神社・金勢社があり、7月14日の八坂神社の宵宮祭は「きゅうり天王さん」と氏子崇敬者に親しまれ、きゅうりを奉納して無病息災・身体健護の神霊の強いみ光を仰ぎ一層のご神徳をいただいております。