神社名
苅田嶺神社

御祭神
日本武尊

例祭日
旧6月23日

鎮座地
024-0331
北上市和賀町横川目3-328


由緒
 和賀氏の祖先多田満仲の子頼親は、かつて苅田郡小原城に住居せし時、内神として奉敬せしが行義の時代に岩崎城に遷座す。
 その後十数代を経て城主薩摩守義房の時、髙橋の祖先近江法房と申す者、陸奥の伊沢郡横沢という所に流士となって居住す。然るに和賀の家臣小原、八重樫これを聞き、城主義房に言上げす。依って義房のために召抱えられる。しかるに義房の子孫忠親の時に至り岩崎城亡落す。時は慶長六年(1601)なり。
 この時、髙橋近江法房の嫡子菱内法実と申す者、当横川目の月山の麓に一社建立して御像を守り、内神として祀る。これを子・子孫・孫に至るまで言伝すべき旨申伝あり。