hakusan

神社名
白山神社

御祭神
白山姫命

例祭日
旧3月3日

鎮座地
023-1341
奥州市江刺梁川字市道87


由緒
 延暦年間(782-805)征夷大将軍坂上田村麻呂、胆沢郡(現前沢町)白山の地に在陣中、戦捷祈願のため白山姫を勧請し、更に奥地に進み人首丸、大岳丸を討って、大同二年(807)人首、栗生沢両村境五百尺余の山上に鎮国の神として奉遷し、白山堂山と称し今なお旧態を存す。
 建久五年(1194)山頂より本宮の地に移し、葛西氏歴代これを尊信し、鶴ヶ舘に一族が住し、葛西壱岐・同万六郎が社殿を改築、享保三年(1718)に至るまで社殿の立替え八回に及び、祭日には特に警固のため足軽二名を巡回当らしめさる事は文政年間(1818-1829)の風土記に明らかである。現社殿は大正六年(1917)の再建にして十二回に及び、建立建替え都度の棟札が今に現存し、第八十二代御鳥羽天皇の御代のものが最も古い。
 明治三十二年(1900)無格社に指定。