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神社名
伊勢両宮神社

御祭神
天照大御神
豊受大神
大山咋命

例祭日
旧7月16日

鎮座地
〒028-0525
遠野市六日町7番6号


由緒
 当神社は阿曽沼広綱の時代、遠野郷民達が伊勢参宮の際拝受せる大麻を尊拝すべく小祠を建立して祀り、御伊勢堂と称し処々にあり。南部利戡の代に至り郷民達が伊勢両宮の神威の昂揚をはからんとして新たに猿ヶ石川岸に宮地を卜定し宮社を建立し、土淵似田貝の御伊勢堂より神霊を遷座す。後に遠野南郊に祀ってある御伊勢堂の神霊をも合祀し、正徳元年(1711)九月五日、盛大なる遷座祭を挙げ神明宮と称す。
 宝暦四年(1754)秀麗なる神輿奉献され、遠野五町内わたり渡御神事盛大に斎行さる。以後三年毎に斎行される慣例となるも、凶作・重税等により中断の時期あり、明治維新後伊勢両宮神社と改められ、明治五年(1872)村社に据えられ、大正二年(1923)供進神社に指定さる。