神社名
角掛神社

御祭神
坂上田村麻呂公

例祭日
9月9日

鎮座地
020-0173
滝沢市湯舟沢34


由緒
 桓武天皇延暦20年(801)坂上田村麻呂勅命により東夷征伐の折、達谷窟に悪路王、赤頭兄弟の暴威を誅して北進し、岩手山麓に潜伏する酋長大武丸をも誅伐した。ここにいう大武丸とは近郷きっての豪の者で多くの部下を有し、金穀の掠奪、老幼婦女子を惨殺するなど常に民害絶えることがなく村人は怖れて悪鬼と呼ぶ。
 田村麻呂は悪鬼を誅伐しようと岩手山麓まで進軍したが、広漢たる大原野の中に老大の柏樹1本あり、この木陰を占居して戦況を視察し、地の利を得て戦勝した。よってこの地に大山祇命を祀り、国家鎮護の祈願所としたのである。
 境内に村指定有形文化財「五竜のフジ」がある。