神社名
新山神社

御祭神
伊邪奈美命

例祭日
旧7月17日

鎮座地
〒028-6505
  九戸郡九戸村大字江刺家18-2字横町

連絡先
0195-42-3672(宮司宅)

由緒
  元新山権現と称し、創立は天文23年(1554)8月12日治部大夫源長行大檀那となり、紀伊熊野より分霊を迎えて、瀬月内川沿新山に創祀す。新山神社は東北地方に特徴的な古社で、当社の由来も近世にいたり古代信仰が継承発展し、更に熊野権現信仰と習合して新山権現として祀られ、九戸氏及びその別れの江刺家氏の尊崇を受け、後南部藩知以降も江刺家鎮守として崇敬を厚くして来た。特に当社に伝わる新山権現神楽の由来は古く、九戸地方に伝承する神楽の草分けと言われ、殆どその影響を受け、無形文化財として今に伝承されている。
  明治元年(1868)新山神社と改称し同4年(1871)三月江刺家村、山屋村の村社、大正10年(1921)神饌幣帛料供進社、同会計指定社、昭和4年(1929)10月2日氏子の熱願により旧社地新山より景勝の現社地に社殿を改築遷座奉祀す。